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防犯ゲート施工の手順

小売店等ではお馴染みの防犯ゲートですが、どのような手順で施工されるかを紹介します。※この設置手順はあくまでもコラム記事としての紹介ですので、防犯ゲートは必ずしもこの通りに施工されなければいけないというものではありません。施工業者や状況によって設置手順や手法は様々です。

防犯ゲートの施工手順(送信受信の2連ゲートの場合)

防犯ゲート設置位置に下書き 防犯ゲートは1本につき4本のルーティンアンカーで固定します。※コンクリート床の場合。 床に穴を開けたくなかったり、後から動かすことを想定する場合は自立移動台にゲートを固定して置きで使用することもできます。 

設置位置でアンカーで固定してしまう前に、ゲートを仮置きで配線して電源を入れます。そして実際に使用するタグで調整して作動を確かめます。固定してしまってからでは容易に位置移動ができませんので、この段階で鳴りや誤報の有無を徹底的に確かめて確認して頂きます。

位置が決まったらアンカーを打つ箇所に印を付けます。この段階でズレていたりバランスが取れていないと絶対にいけませんので、精密ノギス等を使用して念入りに下書きをします。
ハンマードリルで穴を開けます 決めた位置でハンマードリルで穴を開けます。無駄に深く開けることの無いようにアンカーの長さでドリル刃にマークしたり治具を使います。真っ直ぐ刃を入れないとアンカー斜めに入ってしまいますので注意が必要です。ハンマードリルでコンクリートに穴を開ける作業は大きな音と粉じんが発生しますので営業中の店舗の場合は留意しなければいけません。
防犯ゲート固定位置に開けた穴 開けた穴です。スポイドやブロフで中の粉塵まで綺麗に取り除きます。そうしないとルーティンアンカーの本来の強度を保つことができません。
ルーティンアンカーを付ける ルーティンアンカーにボルトを付けてから打ち込みます。ハンマーで頭を叩くと底が広がって固定される仕組みです。重量物用アンカーですのでかなり強固です。
防犯ゲートをアンカーで固定する ゲートをボルトで固定します。ボルトは対角線上に均等に締め込んでいきます。この段階で水平器を使ってゲートの傾きを調整します。床は必ずしも水平ではありませんので傾きがある場合はワッシャーを挟む等で調整します。
アルミワゴンモールを取付 ゲート同士も配線をする必要がありますので、間口にアルミワゴンモールを付けます。このアルミワゴンモールは出入口で頻繁に衝撃が加わる場所ですので両面テープでの固定だけでは不十分です。ビスでも数カ所固定します。

間口はアルミワゴンモールで処理するのが一般的ですが、これには様々なやり方があります。 ・マットの下に隠す ・床に溝を切って線を入れてグルーガンで埋める ・出入口扉の枠に沿ってモールを這わせる ・送信受信それぞれで電源をとる ・床下を貫通させて天井裏で結線・・・等など
防犯ゲートの配線 電源BOXの設置位置も決めたら線を結線します。配線には特別指定がある訳では無いのですが、ノイズに対しての耐性が強い配線を使う方が良いです。OP線の使用が一般的です。※ゲートによっては配線の種類まで定められているものもあります。
防犯ゲート基盤に配線 防犯ゲートの基盤に配線を付けます。複数のゲートを同一フロアに設置する場合はマスタースレーブ配線も行います。配線にノイズが乗る場合はノイズコア等も使います(基本はノイズコアを使用します)。電源アダプター側の結線も同時に行います。
防犯ゲートをパソコンで調整 最初に仮付けの段階でも調整はしていますが、設置が完了した段階で最終的な調整を行います。調整はパソコンやオシロスコープで行います。オープン前の店舗の場合は、なるべく営業中と同様の環境にしてから調整を行ったほうが良いです。自動ドアや什器の電源を付けたことが原因で発生するノイズもあるからです。誤報の原因となるノイズは思わぬところから発生していることもありますので、念入りに調整を行います。
防犯ゲート設置完了 最後に基盤の蓋を閉めて音量の調整をして完了です。防犯ゲートの電源については、店内のお客様の手に届く位置のコンセントからとらざるを得ない状況の時は、ガードプレートという鍵の蓋の付いたコンセントを使うか、壁に埋め込んだり天井裏まで配線を持っていく等して、勝手にコンセントを抜かれて防犯ゲートを無効化されないように施工しています。
※重ねて書きますが、公式な防犯ゲート設置手順という訳ではありませんので、上記内容に関しては一切の責任を負うことはできません。

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