無線カメラに関する質問
当社では、「無線カメラは配線工事をしなくてもいいので安くできるのではないですか?」という質問が多く寄せられます。もっともなご質問です。
弊社では基本的には業務用有線カメラしか取り扱っておりませんが、実をいうと、ご家庭によってはこれが適切とは言えない場合もありうるのです。
無線カメラの良い点、悪い点を、正直に包み隠すことなく、これから説明していきます。
一般家庭で室内のモニタリング、例えば留守時のペットの様子をスマホから見たり介護での使用等、録画を行うことが必須ではなく室内で完結するような場合であれば無線カメラはお勧めできます。
室内のWiFi電波の届く範囲であれば説明書通りに行えば簡単に設定することができますので、ご自身で商品のみ購入して使用することができます。
高画素数でPTZタイプでも驚くほど安価で販売されています。
無線カメラの利点は「電源を入れるだけなので簡単に自分でできる」「安価でハイスペックな商品が買える」という点が挙げられます。
半面、デメリットとしては何といっても耐久性が乏しいという点です。業務用防犯カメラと比較すると安定性や耐久性に雲泥の差があります。安価な無線カメラは典型的な粗悪な中国品という感じですので、屋外での使用や法人での使用にはお勧めできません。またバックドアから映像流出がデフォルトというカメラも話題になりました。
当社でも検証の為に通信販売や輸入で安価でハイスペックな無線カメラセット等を購入して試していますが、室内モニタリング使用という以外では使う気になれません。安価なカメラは内部部品である撮影素子や電子部品全般は間違いなく廉価なものを使用していますので、買った当初は業務用カメラと遜色のない映像でも経年に従う劣化は著しいです。
工事後のアフターフォローまで責任を持つ専門業者にとって、耐久性に乏しくすぐに不具合が生じるカメラを使用することはデメリットでしかありません。
当社では、業務用として問題なく使用できる製品の中でも、できる限りコストパフォーマンスが良く信頼性の高いメーカー品を使用しています。商品から工事まで専門の業者に依頼されるという場合は、最もメリットのある会社であることを目指していますので、安心してお問合せください。
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